山道走行訓練
あの暑い暑い日々が懐かしく思われるほど、過ごしやすい季節となりました。紅葉の便りも福島県内あちらこちらで聞こえてくるようになり、また緊急事態宣言・まん延防止対策が解除され、秋の行楽シーズン到来です!
そんな中、今回もグループ会社であります矢吹交通様と合同で乗務員研修を行いました。
秋の行楽といえば「紅葉狩り」ということもあり(?)、今回の研修は山道での走行訓練でした。矢吹交通車庫を出発し、天栄村を通り道の駅羽鳥湖高原までの往復です。対向車とのすれ違いや、カーブの進入速度の確認、前車との車間距離等、ドライバーを途中で交代しながら研修しました。
車酔いをする筆者は、憂鬱な思いで乗車しました。前の席に着席しようとしたら、後ろです!と言われ…バスで山道…しかも後ろの席って…真ん中あたりで勘弁してもらいました。挙句に天気はあいにくの雨。窓外の景色にも気を紛らすものは何もありませんでした。
通常のツアーのようにまずは車両の日常点検から始まり、乗務員による出発前の挨拶、シートベルト着用の確認と続き、出発です。
往復で4名の乗務員が運転しました。結論から申し上げますと筆者はほとんど車酔いはいたしませんでした。(下りのカーブで少し気分不快になりましたが、すぐに治りました)
雨で路面状況が悪い中、全員が安全運転に徹し、対向車とのすれ違いやカーブでの速度調整、ハンドルさばきはさすがでした。
同乗した乗務員は、同僚の挨拶や運転技術を体験して、ここは真似しよう、ここは工夫が必要だと色々感じたようです。
筆者は評価表を渡されておりましたので、挨拶の仕方や道路状況に応じた適切な運転技術を評価いたしました。ほとんど◎、○でした。(△が一つ二つ付いた乗務員もいましたが)
ちなみに◎は大変良い、○は良い、△は普通、×は改善ありです。
お客様が不快な思いをされることのないよう、常にお客様の立場に立った乗務ができるよう指導してまいりたいと思います。