今年度最後の乗務員研修

ようやく春の兆しが近づき、ここ福島県でもまん延防止重点措置が解除されました。どこかに出かけたくなりますが、まだまだ予断を許さない状況が続いております。感染拡大防止対策を引き続き実施し、明るく楽しい春を迎えたいものです。
              

さて弊社では今年度最後の乗務員研修をまん延防止重点措置解除後の3月7日、グループ会社の矢吹交通と合同で行いました。内容は、先日(有)つばさ交通コーポレーション様主催で行われた(3/3)バスジャック対応訓練受講報告と、交通事故に関わる運転手の生理的及び心理的要因と対処法でした。
バスジャック対応訓練については報告後、通報訓練における注意点やどのようにしてバスを停車させ、通報するか等活発な意見が交わされました。

  

交通事故に関わる運転手の生理的・心理的要因に関しては、事故調査報告書を検討し、そこに隠れている運転手の心理を学びました。

   

座学での研修でしたが、ハンドルを握る誰もが抱く心理ということで、参加者は真剣に取り組んでいました。
毎月研修を行っておりますが、そこで終わることなく事故や災害が発生した時の対処等に役立て、さらにはお客様の安心安全を第一に、楽しい旅の一助になればと思っております。

さて3月の事故防止重点実施事項ですが、「先進装置に頼らない安全運転」です。様々な先進装置が開発され装備されていますが、装置の誤作動による事故が発生していると報告されています。「予測防衛運転」を行うとともに、定期的に確実な点検を受け(昨年10月より「車載式故障診断装置」の診断の義務付け)、安全装置を有効に活用していきたいと思います。
   
かわって2月(先月ですが)の事故防止重点実施事項は、花粉症等アレルギーの早めの対策でした。いよいよ本格的な花粉の季節となり、天気予報でも花粉飛散予報が毎日のように聞かれるようになりました。新型コロナ感染症の症状が花粉症の症状に酷似しているため、花粉症の方は早めに対策(通院・服薬等)しましょう、と報道されていました。
  

 

最後に本日(3/8)の報道では、「アメリカ・ニューヨーク市での日常生活の規制をほぼ解除すると発表した」とあります。日本も早くその日が来ることを願わずにはいられません。

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